| メーカー | 三菱ふそう |
|---|---|
| 車種 | キャンター |
| 型式 | U-FE537EV |
| 年式 | 平成6年 |
| 作業内容 | パワーウィンドウレギュレーター交換 |
今回は、オーナー様より「運転席の窓(パワーウィンドウ)が動かなくなってしまった」とのことで、平成6年式の三菱 キャンタートラックの修理をご依頼いただきました。 製造から30年以上、長きにわたりお仕事を支えてきた大ベテランのトラックです。窓の開閉は毎日何度も行う動作のため、どうしても経年劣化が出やすい部分でもあります。
さっそく原因を突き止めるため、ドアの内張りを外して内部のメカニズムを診断いたしました。点検の結果、窓ガラスを上下に動かすための「ウィンドウレギュレーター」のワイヤーが完全に断裂しているのを発見しました。

パワーウィンドウの仕組みと役割
パワーウィンドウの構造は、ひとことで言うと「ドアの中に隠された小さなエレベーター」です。 モーターが「エレベーターの巻き上げ機」、ウィンドウレギュレーターが「ワイヤーと滑車」の役割を担っています。
人間で例えると、「井戸からバケツ(窓ガラス)をロープで引き上げる作業」のようなものです。 今回は、長年の使用によってロープ(ワイヤー)が断裂してしまった状態でした。これではスイッチを押しても窓はびくともしません。
作業工程
今回は、原因となっているウィンドウレギュレーターを新品へ交換いたします。 ドア内部の狭い隙間から、壊れてしまった古い部品を慎重に摘出。長年の埃や汚れをきれいに清掃したのち、新しい部品を組み付けていきました。ガラスがスムーズに上下するように、ミリ単位で位置を微調整しながらしっかりと固定します。

仕上げと確認
全ての部品を元通りに組み上げ、作動確認を行います。 スイッチを入れると、スムーズかつ力強く窓が上下に開閉するようになりました。引っかかりや異音がないことを何度も確認し、すべての修理工程が完了いたしました。
完了報告
無事にお客様へ車両をご返還いたしました。 お仕事で使われるトラックにとって、窓の開閉がスムーズにできるかどうかは、日々の快適性や作業効率に直結する大切なポイントです。これでまたストレスなく、安心してお仕事に役立てていただけます!