| メーカー | 日産 |
|---|---|
| 車種 | ブルーバード |
| 型式 | N510 |
| 年式 | 昭和47年 |
| 作業内容 | 日産 ブルーバード ラジエーター冷却水漏れ修理 |

今回は、昭和47年(1972年)式の日産 ブルーバードをお預かりいたしました。 半世紀以上の時を経てなお、大切に乗り継がれている非常に希少なお車です。点検の結果、エンジンを冷やすための重要な部品である「ラジエーター」から、冷却水が漏れていることが判明いたしました。
ラジエーターの役割
ラジエーターは、ひとことで言うと「エンジンの熱を下げるための冷蔵庫」のような役割をしています。 車が走るとエンジンは非常に高温になりますが、そのままでは熱すぎて壊れてしまいます。そこで、冷却水をこのラジエーターで冷やし、エンジン内を循環させることで温度を一定に保っています。 ここから水が漏れてしまうと最悪の場合はエンジンが焼き付いて動かなくなってしまうため、早急な処置が必要です。
修理のこだわり:専門業者による現物修理
昭和47年式ともなると、メーカーにはもう新品の部品は残っていません。しかし、大切なお車をこれからも長く走らせるために、今回はラジエーターを取り外し、「専門の職人」がいる修理業者へ依頼することにいたしました。
古いラジエーターを専門の工場へ送り、漏れている箇所の特定と、冷却性能を支える内部の芯(コア)の交換・補修を徹底的に行いました。いわば、当時の部品を活かしつつ、中身を新品同様に蘇らせる「職人技」によるリフレッシュです。
作業工程と仕上げ
修理から戻ってきたラジエーターを、再び車体へと慎重に取り付けます。 あわせて接続部分のホース類も点検し、新しい冷却水を注入。エンジンを始動させて、冷却経路の空気を抜く「エア抜き」作業を丁寧に行いました。


最後に、冷却水の漏れが完全に止まっていること、そして水温が安定していることを確認するため、念入りに試運転を実施いたしました。
全てのチェックを終え、無事に作業完了です。 50年以上の歴史を刻んできたブルーバード。これからも元気に走り続けてくれることを願っております。